Taklamakan

ぐったりした日常の断片

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年ふりかえり

人生動きすぎワロタ、というのが正直な感想です。以前書いたけど、母が六月に亡くなって生活がめちゃくちゃになりました。おもに食生活が……。BMIがえぐいことになってる。助けて。最終的にnashという冷凍食品を配達してもらうことによって食ヤバスギ問題は解…

部屋が汚ければ汚いほど、間接照明はその真価を発揮する

間接照明についてのぼんやりとしたイメージ 間接照明は、私にとって縁遠いものだった。そもそも実家暮らしでインテリアに凝るということにも限界があるし、なにより部屋が汚い。最近は時間が有り余っているのでリビングだけはどうにか綺麗に保っているつもり…

花が嫌いなので、造花を買う

母が亡くなってからというもの、お供えの花束をもらう機会が何度かあった。もちろん、母を悼んでくれるその気持ちはうれしい。これに偽りはない。 しかし、私は花が嫌いだ。正確には、生花を部屋の中に置くという行為が心底嫌でたまらない。そのうち枯れて処…

心の故郷がもうとっくに消え失せていたというはなし

睡眠リズムが完全に狂っているので、午前三時に目が覚める。そのまま二度寝すればいいのに、スマホを眺めて完全に覚醒する。今日は曇りだ。階段の横にある小窓から外を見る。湿り気を含んだ土の匂いが鼻の奥を突き、安心したような気分になった。それは私の…

散文 2023/7/16

照明が必要最低限しか点いていない薄暗い廊下で、メヌエットが流れている。バッハ作曲の一番有名なやつだ。母が息絶えた直後に、死後処置をおこなうため一度病室から出て待つよう看護師さんに指示されたのだ。父とふたりで、重苦しい空気の中、母が入院して…

食べることが苦痛になりがちな人間もいる ──少食でうつで食に関心がないと、えらいことになる

そういう人間もいるのだ 「食べることが苦痛である」。それってどういうことよ??というひとと、あ〜わかる、というひとの、世の中にはどちらが多いのだろうか。やっぱり前者なのかな。兎にも角にも人生は死ぬまで続くマラソンのようなもので、人間に生まれ…

一度は殺したかった親が死ぬということ/「グレーゾーン」の発達障害児のいま

はじめに(⚠よく目を通してから本文をお読みください) この記事には、人が亡くなる直前から直後の話が詳細に書かれている部分、また他人に詰問されたときに投げかけられた言葉を詳細に記述した部分、パニック状態と希死念慮に関する描写があります。そのよ…

日記のようなもの 2023/7/4

⚠︎亡くなった人間の生々しい話をしています。苦手な方、精神的に余裕のない方は本文を読まずにブラウザバックすることを推奨します。 頭蓋骨のゆめをみた。なぜか自分の頭蓋骨が部屋に置いてあり、その近くに母の頭蓋骨を置こうとしていた。さらに魔除けとし…